李朝銀製水滴

梅の花形の胴に咲き誇る梅の木が貼り付けている、梅尽くしの水滴(化粧水入れ、粉器)。

つがいの二羽の鳥も可愛く表現されて、文房具の水滴とはまた違う女性目線の可憐さや

上品さが愉しい小物です。底には「乙卯(1855)三月三日」と刻まれています。

ディアモーレミュージアム所蔵「韓国女性の粋と美」展at日本民藝館、2005年に同手掲載。

直径6.4㎝ 高さ2.5㎝ 19世紀 無傷 桐箱付

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