洋風画

画面左上に「文漢司馬瑛(英文風落款)」とあり、司馬江漢の周辺にいた、あるいは彼を私淑する

人物が描いたと思われます。渡ってきた書物を参考にしたのでしょうか、遠近法を駆使して

描かれた背景にはどこか泥絵チックな匂いが残り、大きく描かれた人物との不思議なバランスが

拙いながらも初々しく感じられます。現在駒場の日本民藝館で「洋風画と泥絵」展が開催中です。

額31.6㎝×19.0㎝ 本紙27.5㎝×15.7㎝ 江戸後期 絹本油彩 中央に絹切れ 桐箱付

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