スラリと伸びる長い首や流線を描きながら僅かに膨らむ胴部が殊の外美しく、白金色に

輝く肌合いは上品で、古銅とは違った砂張独特の優美さがあります。茶花の歴史の

中で育まれた、花一輪だけで絵になるその洗練された美意識にはやはり脱帽であります。

高さ２７.３㎝　胴径６.４㎝　口径１.５㎝　明治頃　仕覆桐箱付

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