李朝民画

優しい桃色の牡丹に二種類の揚羽蝶が寄り添う民画で、蝶の羽根は繊細に、また牡丹の花や

岩などはおおらかに描かれます。「紅緑満ちて院甬獨り春を頷く」と読める詩が付くことで、

春の余韻が余計に深く感じ取れ、穏やかな日の一場面を料治熊太も想いを馳せたのでしょうか。

蓋裏墨書「院甬(インヨウ)トハ屋敷へ至ル道ノコト也 料治熊太記」

本紙51.3×26.5㎝ 表具149.0×38.0㎝ 朝鮮末期 料治熊太箱書 桐箱付

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