張りつめた丸い胴と締まった細めの頸、鋭利な口造りに須恵器らしい厳しさを観じます。

成形跡の残る健康的な土肌と肩に掛かった若草色の自然釉が、片面ごとに全く違った

景色を見せ、その高貴な佇まいは花を入れずとも我々の眼を楽しませてくれます。

高さ21.8㎝　胴径12.0×14.8㎝　口径7.7㎝　奈良時代　口に幅6.0㎝なおし有　水漏無　桐箱付

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