柳宗悦の唯一の弟子と呼ばれる鈴木繁男は、漆芸、陶芸、雑誌「工藝」の装幀、民藝館の展示や
指導などマルチな活躍をした民藝人です。この漆絵はおそらく仙台の光原社にいた頃の作品で、
黒地に活き活きとした朱の線には、「工藝」の装幀にも発揮された彼のデザイン力の素晴らしさが
垣間見れます。@1/14から3/20まで日本民藝館に於いて「鈴木繁男展〜手と眼の創作」が
開催されますので、併せてご覧いただければ幸いです。
直径14.8㎝ 高さ3.0㎝ 五枚組 昭和19年頃 状態良好 桐箱付
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