朝鮮では蛙は親孝行の象徴で、文房具にその姿を見るのは勉学に励み科挙に合格し、その家を繁栄

させる願いからかも知れません。すべすべする軟らかい石の触感に、ユーモラスな蛙の姿がなんとも

愛らしく、陶磁器製とはまた違った、石の扱いに巧な朝鮮らしい愛すべき逸品です。

参考図書　韓國民藝美術　国立中央博物館　1978

長さ６.５㎝　幅４.８㎝　高さ３.５㎝　朝鮮末期　桐箱付

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