珠光青磁茶碗

侘び茶の祖、村田珠光が好んだとされることからその名がついた同安窯系青磁碗で、ゆったりと

した姿形と、黄緑色の落ち着いた色調に大陸的大らかさが感じられます。俗に猫掻手と称する

櫛目文もくっきりと明快で、伝世の肌艶や土味の良さがまた大きな見所と言えます。

藪内流七代桂隠斎竹翁(1774〜1846)箱書で銘「仙掌」とあります。

口径16.6㎝ 高さ6.5㎝ 12〜13世紀(南宋) 見込みにキズ 時代箱

お買い上げありがとうございました