三災符籍

朝鮮では厄年になると三つの厄災(刀兵、疾疫、飢饉または水、火、風の災い)から身を守るため

符籍を門扉に貼ったり身に着けたりする風習があります。三災符籍は厄除けのための鷹の御守りで、

その鋭い爪と脚で災いを持ち去るものと表わされます。呪符的色合いが濃く、厄年が終わると焼き

捨てられることが多かったようで、現存する数も少ない希少な民のための絵画です。

本紙65.0×28.0㎝ 表装122.0×30.8㎝ 紙本墨画 李朝後期 桐箱付

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