李朝鉄砂瓶

描かれたのは竹と雲でしょうか、太細、強弱を使いこなした外連味のない線に溢れる生気を

感じます。大型ながら端正な造形と李朝鉄砂ならではの硬質の肌とモノトーンから発する

どっしりとした存在感はなかなかのもので、これぞ民藝美が遺憾無く体現された逸品です。

「李朝の磁器展」平野古陶軒(1992)所載品、尾久彰三氏旧蔵「観じる民藝」所載品

高さ30.8㎝ 口径6.9㎝ 胴径17.0㎝ 李朝中期 口銀継ぎ 木箱付

お買い上げありがとうございました。sold