粉板

粉板とは朝鮮で使われた学習のための黒板のようなもので、古い粉板に漢詩が彫られており、

学問や文人の嗜みである詩書への心構えを説き、学舎の壁に掛かっていたのかもしれません。

全連支(?)という人物は不明ですが、抑揚の強い自由な書風にその志の高さを観ます。

類品では日本民藝館に童子騎牛図が彫られた粉板が収蔵されています。

横60.6㎝ 縦27.8㎝ 李朝末期 

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