奈良絵本という室町後期から江戸前期頃まで制作された絵入り彩色写本の絵の頁の断簡です。
梅の咲く頃、上畳の女性が思いを馳せる男性を亡くしたのか、琴の上に載せた烏帽子と衣を前に
涙する場面のようです。少し素朴さを残しつつも細かく丁寧に描かれた宮中の様子は雅やかで、
緑と黄が淡く入り混じる綾織の裂を中廻しに使った古裂表装も大変洒落ています。
本紙15.4×21.5㎝ 表装95.7×32.3㎝ 江戸前期 桐箱付
お買い上げありがとうございました。
奈良絵本という室町後期から江戸前期頃まで制作された絵入り彩色写本の絵の頁の断簡です。
梅の咲く頃、上畳の女性が思いを馳せる男性を亡くしたのか、琴の上に載せた烏帽子と衣を前に
涙する場面のようです。少し素朴さを残しつつも細かく丁寧に描かれた宮中の様子は雅やかで、
緑と黄が淡く入り混じる綾織の裂を中廻しに使った古裂表装も大変洒落ています。
本紙15.4×21.5㎝ 表装95.7×32.3㎝ 江戸前期 桐箱付
お買い上げありがとうございました。