シトシトとした湿り気を含んだような肌は暗過ぎない絶妙の明度を放ち、鋭い口造りや

窄まった高台とゆったりとした大らかなボディラインとの対比バランスが実に心地良いです。

大きな修理がありますが、不思議と疵があることがこの壺の魅力と感じてしまうのは、

やはり滅びの美学という日本人の好む独特の観念から来るのでしょうか。

高さ１１.５㎝　口径１１.２㎝　胴径１３.０㎝　李朝初期　金継ぎ　木箱付

お買い上げありがとうございました。