須田剋太 「作麼生」

作麼生(そもさん)とは禅問答において相手の返事を促す時に用いた言葉で、唐時代の臨済宗開祖、

臨済の偈(臨済録からか)を剋太が現代語訳して細字で現しています。鋭い書風は禅を好んだ

剋太の面目躍如で、彼の熱く広い「人間」への眼差しを一文字一文字から観じることができます。

作品は屏風のように仕立ててあり、額から外せば衝立のように自立させて鑑賞できます。

本紙 縦47.0㎝ 横114.0㎝ 1988年 シミ めくれ有 額装 紙箱付

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