口造りや肩の張りそして直腰形と呼ばれる小さな底部にストンと落ちるフォルムに鋭さを観じます。

均整のとれた細身のシルエットが殊の外優美で、肩のあたりから流れ落ちる淡緑色の灰釉は火色が

覗く土肌と混じり合い、いかにも神に捧げた器らしい崇高な気分を見せます。水漏れはありません。

高さ２８.０㎝　胴径１７.３㎝　口径５.５㎝　鎌倉時代　口割れ修理　桐箱付

お買い上げありがとうございました。