土佐光孚 三輪杉図

奈良の大神(おおみわ)神社は最古の神社として神格の高さを誇り、大物主大神が鎮まる三輪山の杉は

「三輪の神杉」として神聖視されています。本品は松花堂昭乗が描いた三輪杉図を土佐光孚(みつざね)

が写したもので、杉だけを簡素に描いた余白のある画が神々しく、また涼しげなウブ表具が上品です。

本紙 46.0㎝×28.0㎝ 表装 58.3㎝×117.0㎝ 江戸後期 時代箱付

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