根来椀

すっきりとした明るい朱が目に眩しく、黒漆との明瞭な対比が殊の外美しいです。経年変化による

朱漆の繊細で柔らかな質感と木地の軽みが優美に感じられ、中世の質実剛健、無骨なイメージの

根来塗とは一線を画して、桃山期の華やかさを映したような洒脱で垢抜けた様子を見せます。

口径16.0〜16.3㎝ 高さ6.8㎝ 桃山時代 無疵 桐箱付

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