李朝白磁面取壺

軟質のクリーム色の肌を持つ白磁壺で、鋭い口造りと胴の柔らかな線の対比がさっぱりとした印象を

与えます。湿り気を含んだような釉調は染みて微妙な変化を見せ、高台周りに見られる梅花皮状の

表情はやはり茶人の目を引くところのようです。大きな香炉仕立てになっていますが、

そのままでも十分に魅力的な面取壺であると思います。

銅製透かし火屋付き。二代真清水蔵六識、藪内流11代透月斎書付有。

高さ11.2〜11.8㎝ 口径8.6㎝ 胴径13.5㎝ 李朝中期 ニュウ 桐箱付

お買い上げありがとうございました。