黒漆炭斗

元来はビルマの寺院に奉納された供物容器であったようです。竹を編んで本体を作り漆をかける

籃胎と呼ばれる技法で、南海特有の漆の質感と黒と朱のコントラストは異国情緒に富んでいます。

元あった蓋は失われていますが、こんもりとした姿、軽み、侘びた味わいが大変好ましいです。

口径20.5㎝ 高さ9.8〜10.6㎝ 20世紀初 痛み有 桐箱付

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