江戸琳派を代表する絵師、酒井抱一の三社神号で、年紀には「文政十一戌子年七月甲子日」とあり、
亡くなる数ヶ月前の書であることがわかります。出家の身でもあった為、頼まれて書いたのかも
しれません。力まずに緩急を交えた流麗な琳派の書風に、酸いも甘いも味わい尽くした
粋人抱一の、最晩年の姿が投影されているようです。
本紙97.7㎝×28.2㎝ 表具148.5㎝×38.3㎝ 江戸後期 桐箱付
お買い上げありがとうございました。
江戸琳派を代表する絵師、酒井抱一の三社神号で、年紀には「文政十一戌子年七月甲子日」とあり、
亡くなる数ヶ月前の書であることがわかります。出家の身でもあった為、頼まれて書いたのかも
しれません。力まずに緩急を交えた流麗な琳派の書風に、酸いも甘いも味わい尽くした
粋人抱一の、最晩年の姿が投影されているようです。
本紙97.7㎝×28.2㎝ 表具148.5㎝×38.3㎝ 江戸後期 桐箱付