三代乾山阿蘭陀写水指

江戸三代乾山を名乗った宮崎富之助は尾形乾山最後の地、江戸入谷村の陶工で

阿蘭陀写を得意としたようですが、彼自身の詳細ははっきりしないようです。

低火度焼成の楽焼のような柔らかい肌に阿蘭陀色絵の華やかな色彩が軽妙かつ洒落ていて、

京阿蘭陀と同時期に江戸においても異国情緒あふれる焼物が焼かれていたことが大変興味深いです。

口径14.8㎝ 高さ17.7㎝ 江戸後期 小さな共なおし三ヶ所 共箱

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