李朝兎亀水滴

朝鮮末期地方窯産の大型の水滴で、亀の上に兎が乗った不思議なデザインであります。

「うさぎの肝」という朝鮮昔話の、亀が兎を背に乗せて海と陸とを行き来する場面を

表しているようで、地方窯らしいすっきりとしない白磁肌に稚拙な亀や兎の表情が

ゆる可愛さ満点でなんとも微笑ましい水滴です。

高さ7.5㎝ 幅14.0㎝ 19世紀末 亀の脚すべて、兎の耳と尾修理 桐箱付

お買い上げありがとうございました。