朝鮮の茶盌展

13 粉引茶盌

この手の茶盌は無地刷毛目と呼ばれますが、個人的には粉引と呼びたい茶盌であります。

竹節高台から強く張った腰、そこから大きく開き端反りになった口造りは朝鮮らしい

造形美であります。釉は堅牢で艶やか、嫌な味のつき方もなく、白泥の二度掛けによる火間が

アクセントになって単調になりがちな景色を豊かにしてくれます。

口径13.6㎝~13.8㎝ 高さ6.9㎝~7.2㎝ 前期 ニュウ3本、金なおし 桐箱付

お買い上げありがとうございました。