弥七田織部皿

見た瞬間感嘆の声をあげずにいられない、ポップなデザインが目をひく弥七田織部。

丸い画面に大きく富士の山を3本の線だけで描き、正面を赤土で塗り潰しその中に鳥を飛ばせる

遊び心は大変ニクイです。そこへ弥七田の特徴である緑釉を引っ掛けるように流すことで躍動感

溢れる構図となっています。斬新な構図と色使いは桃山時代の気風を匂わせ、

織部陶の奥深さや力強さを十二分に魅せつけてくれる逸品であります。

直径17.5㎝ 高さ1.5㎝ 江戸初期 修理有(4枚目画像) 桐箱付

お買い上げありがとうございました。