李朝白磁竹節形水滴

すっきりとした円筒形の胴の上下に竹節の線が入っただけのいたって簡素な姿。

肌は明るい灰白色で、派手さはないものの印象に残る水滴であります。

去年の大阪市立東洋陶磁美術館「朝鮮時代の水滴」展に同手が出品されており、

バラエティー豊かな後期の水滴とはまた違い、文人の精神性を表す清廉な一品であります。

高さ6.3㎝ 胴径6.3㎝  17世紀 口に欠け 桐箱付

お買い上げありがとうございました。