名号 秦秀雄旧蔵

浄土真宗の信徒の家に掛けられる蓮如筆と伝わる小さな六字名号で、粗雑な紙に記された

六つの文字に人々の安寧への願いが込められています。柳宗悦も晩年、浄土思想を

民藝思想の基盤として捉え直し「南無阿弥陀仏」という本を残していますが、

それを知ってか知らずか秦秀雄が持ってたことが驚きでありまた興味深いのであります。

表具 95㎝×35㎝ 本紙40㎝×18㎝ 紙本 痛み有 自在屋勝見氏極め 桐箱付

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